立山町池田の史跡、池田城跡の魅力を伝える「旧立山道と池田城ウオーク」が26日、同城跡などで開かれ、135人が新瀬戸地区の歴史と自然を満喫した。
池田城は1567(永禄10)年頃に神保氏の家臣、寺嶋職定(もとさだ)が築いたとされる山城。新瀬戸地区活性化協議会(大畑年(みのる)会長)が初めて開催し、看板設置や樹木伐採など準備してきた。
太鼓を打ち鳴らし、のろしを上げて開催を祝った。同小から本丸まで約3キロを往復するコースや、馬と一緒に同校から城跡までの旧道を進むコースなどがあった。郷土史家でもある大畑会長らが、標高375メートルの地形を生かした山城の空堀など遺構を解説した。
参加者には地元産野菜や絵馬が贈られた。