珠洲市の飯田わくわく広場振興会の「日本酒(さけ)まつり」(本社後援)は22日、同広場で開かれ、来場者は珠洲発祥の能登杜氏が製造に携わる全国の酒蔵27カ所の日本酒を能登の山海の幸を使ったつまみとともに味わった。
日本酒のほか、同市で生産された焼酎や、穴水町の能登ワインなども並んだ。能登杜氏が酒造りの際に歌った「酒屋唄」や、祭礼で演奏される「馬緤キリコ太鼓」が披露された。3人組バンド「やすまさ&けい」がフォークソングを演奏した。
奥能登で盛んな祭礼や、客にごちそうを振る舞う風習「ヨバレ」に欠かせない日本酒の魅力を広め、需要の拡大や珠洲のもてなし文化発信を目的に開かれた。