14日の北陸新幹線開業5周年を記念し、JR黒部宇奈月温泉駅の利用促進に取り組む民間組織「にいかわプロモーションオーガニゼーション(N.P.O.)」(中尾晃司委員長)は13日、同駅横の黒部市ふれあいプラザに、縦4メートル、横2.5メートルのパネルを設置した。「新川地域の絶景」をテーマに、写真を通じて2市2町の魅力を伝えている。
新川地域の玄関口として、花と山々を望む舟川べり(朝日町)、黒部宇奈月温泉駅周辺(黒部市)、水田が広がる扇状地(入善町)、魚津港から望む立山連峰(魚津市)を特大写真で紹介する。中尾委員長、大野久芳黒部市長、小川外治黒部宇奈月温泉駅長、黒部・宇奈月温泉観光局職員の廣澤智美さんが除幕し、パネルがお目見えした。
開業前から現在までの5年間余りを振り返ってN・P・O・が制作した映像を上映。開業前後のイベントの様子が上映され、出席者は「この時は感動したね」「懐かしい」などと言いながら見入った。映像はふれあいプラザなどで流す予定。
中尾委員長は「県内外の人に2市2町の良さを知ってもらいたい。駅への愛着にもつながればうれしい」と話した。
14日に音楽ステージなどを繰り広げる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期する。