「能登さくら駅」の愛称で親しまれる穴水町ののと鉄道能登鹿島駅で29日、住民らが花見に向けてぼんぼりを飾り付けた。30日から夜間の点灯を始める。ソメイヨシノなど約100本はつぼみの状態で、来月7、8日ごろ満開になるとみられる。
老人クラブ「根木校下福寿会」の会員10人は冷たい雨が降る中、早朝から下草を刈り、「能登さくら駅」と書かれたぼんぼり60個を手際よく設置した。
開花は例年より1週間ほど早まり、2、3日後の見込み。点灯は来月20日ごろまで毎日行う。恒例の「花見だよ!inのとさくら駅」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止する。