滑川市の全小中学校9校で4日、滑川産の新米「てんたかく」を味わう特別給食が登場し、児童生徒や教職員約2700人が秋の味覚を楽しんだ。
寺家小学校(同市寺家町、上島陽一郎校長)では、6年生24人が上田昌孝市長やJAアルプスの金川充常務理事らと会食した。児童は滑川産のキンシウリ(そうめんかぼちゃ)を使ったサラダや、滑川産タマネギなどが入ったみそ汁と一緒に味わった。宮崎大輝(たいき)君(12)は「いつも食べているご飯よりもちもちしておいしかった」と話した。
新型コロナウイルス感染予防のため、食事中は会話を控えた。栄養教諭が食材の説明をする時などは透明なアクリル板の前に立った。
JAアルプスが8月26日に同市下大浦で収穫された新米300キロを市に寄贈した。新米を使った給食は今年で11回目。