企画展「山からサメ!海からスギ!魚津の化石展」が富山県魚津市の魚津埋没林博物館で開かれている。片貝川付近の地層で見つかった珪化木(けいかぼく)などを展示し、木が化石になる過程を伝えている。6月27日まで。
大昔の生物の体や痕跡を指す「化石」には埋没林も含まれる。植物は通常、枯れると微生物などで分解されるが、水の多い地層中に置かれたり、二酸化ケイ素が入り込んで珪化したりすると化石になることを展示パネルで解説している。
同市宮津で、かつて亜炭が採掘されていたことも紹介。同市大熊で発見されたサメ「メガロドン」の歯も並ぶ。