石川県沖でのスルメイカ漁が本格化し、イカ釣り船の拠点港である輪島市門前町の鹿磯(かいそ)漁港には、県外漁船が続々と寄港している。20日は北海道や青森県などの25隻がスルメイカ約1・2トンを水揚げした。
県沖では1日に漁が解禁された。県漁協門前支所によると、大型連休明けから県外漁船の寄港が増えた。6月のピーク時には一日約50隻を見込んでいる。
鹿磯漁港での昨シーズンのスルメイカ水揚げ量は約1400トンで、門前支所の担当者は「昨年の水揚げを上回るよう、豊漁を期待している」と話した。