桜井高校(黒部市三日市)の1年生が16日、地域活性化活動の一環で、富山地方鉄道・電鉄黒部駅に書道の大型作品を掲示した。
同校普通科1年生は、「総合的な探究の時間」に地域課題を探るグループ学習を進めてきた。今回は、男子6人の班が学校近くの駅で鑑賞を楽しんでもらおうと、富山地鉄の市内交通機関で実施中の「黒部ワンコイン・フリーきっぷ」に合わせて企画した。
作品は、同校書道部が今月の市制施行15周年イベントで制作し、「融合・調和・飛躍」などと書かれている。この日は班員が駅を訪れ、縦2メートル、横5メートルの大作を改札横に貼り付けた。山崎瑶さんは「利用者に見てもらうとともに、乗客の増加につながってほしい」と話した。