ホタルイカを肥料に栽培した「ほたるいか米」と、ホタルイカの塩辛をセットにした商品がお目見えした。富山県滑川市上小泉の割烹旅館「海老源」(廣澤幸嗣社長)が、同市魚躬の「西部営農」(村上康憲社長)と協力して考案。滑川の魅力をアピールする新商品として広く売り出したい考えだ。
西部営農は約5年前からほたるいか米を生産している。乾燥させたホタルイカを肥料として田んぼにまいて栽培する手法で、商標登録も行った。このほたるいか米をPRしようと、海老源が製造販売するホタルイカの塩辛「うみあかり」とセットにした。
海老源の廣澤社長は「県内外の方に滑川の魅力を感じてほしい」、西部営農の村上社長は「ほたるいか米をもっと知ってもらいたい」と話している。
セットにはほたるいか米2合と2種類のうみあかり、海洋深層水が入っており、価格は4千円(送料込み)。問い合わせは海老源、電話076(475)5656。ほたるいか米の問い合わせは西部営農、電話076(475)4629。