県内各地の名産品が集まる新駅ビル2階の土産品ゾーンのイメージ

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3月7日全面開業MIDORI長野 67店追加出店、正式発表

信濃毎日新聞(2015年1月9日)

 ステーションビルMIDORI(長野市)は8日、JR長野駅の駅ビルMIDORI長野が3月7日に全面開業し、昨年11月に先行オープンした45店に加えて67店が新たに出店すると正式発表した。新業態で出店する業者も目立ち、各社は北陸新幹線(長野経由)延伸で利用客を取り込もうと意気込んでいる。

 長野ホテル犀北館(長野市)は、ホテルで提供してきた料理のノウハウを生かして総菜や弁当を販売する「デリカ鐵扇(てっせん)」を出店。飲食関連の独立店舗を構えるのは初めてで、「駅ビル開業を機に、ホテル業の枠を超えた新事業に挑戦しようと考えた」(広報担当者)とする。

 ヌボー生花店(長野市)は、従来店舗と異なる店づくりで出店。緑の葉を使った飾り物を陳列する専門コーナーを設けるなど、生活雑貨を好む若者の集客を図る。山崎年起社長は「若者が集まる場所で新商品を提案できるのは当社にとってチャンス」と話す。

 「みすゞ飴(あめ)」で知られる飯島商店(上田市)は上田市の本店以外で初めての直営店を出す。これまで卸売りを通じて販売網を広げてきたが、「駅ビルは多くの利用者が集まる大きなマーケット。直接的な集客が見込める」(業務部)と判断した。

 土産物卸などのタカチホ(長野市)は、善光寺近くで運営する土産品店「九九(くく)や旬粋(しゅんすい)」の姉妹店を出店。「サテライト店と位置付け、善光寺近くの店舗のPRも兼ねている」と相乗効果に期待。おやき店を出すいろは堂(長野市)は近隣のながの東急百貨店にも既に店を構えているが、伊藤宗正社長は「東急の店はお中元やお歳暮の需要も高く、地元客が中心。駅とつながるMIDORIでは観光客の需要が見込める」としている。

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