駅弁「大糸線の旅」をPRする内ケ嶋社長(左)と横山さん

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JR大糸線題材に初の駅弁が登場 松本駅で14日発売

信濃毎日新聞(2015年3月10日)

 JR大糸線を題材にした初の駅弁「大糸線の旅」を、松本市中央1の駅弁製造販売イイダヤ軒(内ケ嶋光博社長)が開発し、北陸新幹線(長野経由)延伸開業日の14日、松本駅で発売する。大町市出身の郷土料理研究家横山タカ子さん(67)=長野市=が、大北地方産の野菜やコメにこだわって内容を考えた。9日、大町市内で発表があり、横山さんは「北アルプスなど景色の素晴らしさだけでなく、食文化の豊かさも伝えたい」と話した。

 弁当は健康長寿がテーマ。厚生労働省の調査で男性平均寿命が日本一だった北安曇郡松川村産のコメ、黒豆の煮物の他、大北地方で採れた野菜の漬物や煮物、伝統食で発酵食品のしょうゆ豆などが楽しめる。竹の皮で作った弁当箱を使っている。

 同線沿線の市町村などでつくる大糸線ゆう浪漫委員会が「名物を作ろう」と企画し、同社に提案。昨春から横山さんを交えて検討してきた。一つ1080円。問い合わせは同社(電話0263・32・2319)へ。

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