アニメの世界観をもとに制作された日本刀が並ぶ「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」=福井市立郷土歴史博物館

アニメの世界観をもとに制作された日本刀が並ぶ「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」=福井市立郷土歴史博物館

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「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」 福井市郷土歴博

福井新聞(2015年4月8日)

 人気アニメと伝統工芸のコラボが楽しめる「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」(福井新聞社後援)が5月10日まで、福井市立郷土歴史博物館で開かれている。劇中に登場する武器やキャラクターをモチーフにした刀剣など、日本刀の常識を打ち破る斬新なデザインの約30点が並んでいる。

 「新世紀ヱヴァンゲリヲン」は、1995年にテレビ放送されると社会現象を巻き起こし、劇場版として映画化されるなど、世界的な人気を誇る。同展は、アニメの世界観を基に、刀鍛冶職人でつくる全日本刀匠会の会員や金工師、さや師ら若手職人約60人によって制作された刀剣などを展示している。

 会場でひときわ目を引くのが、全長3・32メートル、重さ22・2キロの二又槍(やり)「ロンギヌスの槍」。巨大な作品のため、わざわざ工房を造り直して制作した槍は、全国の現役刀匠の中でも屈指の実力者とされる三上貞直刀匠と、弟子で金属造形作家の橋本庄市氏が手がけた。

 日本刀の特徴である刀身に浮かぶ金属の模様「地肌」を強調するため、複数の金属を層状に重ねる技法で作られた「ダマスカス鋼」を使用。柄のねじり部分は生物の血管や神経を意識した外見に仕上げられ、圧倒的な迫力を誇る。制作過程の映像も上映している。

 今企画の集大成と位置づけられるのが「刀野薙(なたやなぎ)」。既存の日本刀製作技術にヱヴァの味付けを施したものでも、ヱヴァの世界に登場する武器を日本刀の技術で制作したものでもなく、全く新しい日本刀としてデザイン、制作された。刃長70センチの刀身にライフルのような柄(つか)が付き、強烈な存在感を醸し出している。

 観覧料は大人800円、高校大学生600円、小中学生400円。電話0776(21)0489。

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