雪の壁に沿って試運転した春山バス=28日、松本市安曇

雪の壁に沿って試運転した春山バス=28日、松本市安曇

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乗鞍岳春山バス、運行開始 6メートルの雪の壁

信濃毎日新聞(2015年4月29日)

 松本市安曇の乗鞍高原と乗鞍岳(3026メートル)の中腹を結ぶ「乗鞍岳春山バス」が28日、道路の除雪状況などを点検する試運転をした。関係者がバスに乗って安全確認し、29日の運行開始を決めた。
 春山バスは、県道乗鞍岳線沿いの乗鞍高原にある観光センター(1450メートル)を出発。位ケ原(くらいがはら)山荘(2350メートル)までの約15キロを40分ほどで結ぶ。
 試運転は、市や県、アルピコ交通(松本市)、のりくら観光協会(同)など12団体の関係者がバスに乗り込み、高い所で6メートルほどある雪の壁の間をゆっくりと進んだ。所々止まりながら、道に張り出した枝を取り除いた。4月に雨が多かった影響で除雪作業が遅れ、当初予定していた25日の運行開始は先延ばしになった。雨や気温の上昇で雪解けが進み、雪の量は例年より少なめという。
 試運転後に位ケ原山荘で開いた会議で、29日から運行することを決めた。同山荘の六辻(むつじ)徹夫さん(47)=松本市安曇=は「春スキー客や雪見客に、その日の雪の状態、ライチョウの生息域などの情報を提供したい」と話した。
 春山バスとしての運行は6月末までで、その後は路線バスが走る。5月下旬に山荘より上部の乗鞍大雪渓まで終点が延びる。料金は中学生以上往復2500円。問い合わせはアルピコ交通(電話0263・92・2511)へ。

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