リニューアルオープンする「ねざめホテル」と、整備が進むマレットゴルフ場(手前)=21日、上松町

リニューアルオープンする「ねざめホテル」と、整備が進むマレットゴルフ場(手前)=21日、上松町

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上松のホテル6月新装オープン マレットゴルフ場も整備

信濃毎日新聞(2015年5月22日)

 上松町の名勝「寝覚の床」近くにあり、老朽化のため2月から全面休業していた「ねざめホテル」が6月22日にリニューアルオープンする。町所有で指定管理者の第三セクター上松観光開発が運営する施設で、町はホテル横にマレットゴルフ場も整備し、観光再生の拠点にする考えだ。

 ねざめホテルは1963(昭和38)年に国民宿舎として開業。77年に増築した木造2階建て、約600平方メートルの「旧館」と、93年にもともとあった部分を建て替えた鉄骨2階建て、約1550平方メートルの「新館」で営業していた。

 ただ、旧館は耐震基準を満たしていないことや、利用客から「寒い」「別の部屋の声が聞こえる」といった苦情もあり、建て替えることにした。これに合わせ、新館もエレベーターや内装などを直している。

 旧館は従来、和室のみの11部屋だったが、利用者のアンケートを踏まえて今回、洋室14部屋、和室1部屋にして38人が泊まれるようにする。和室11部屋の新館と合わせ、83人が利用できることになる。呼び方も新館を「本館」、旧館を「別館」に変える。町は約3億円をかけた。

 ねざめホテルによると、記録の残る2004年度以降、利用客は同年度の延べ約8200人から減少傾向を続け、13年度は延べ約6800人。旧館の建て替え工事が昨年9月に始まり、2月から全面休業した14年度は延べ約4200人の利用にとどまった。

 町はほかに約2300万円をかけて、住民からも要望が強かった町内初のマレットゴルフ場(約7千平方メートル)をホテル横に整備しており、6月6日に完成式典を開く。町民だけでなく、ホテルに泊まりながらマレットゴルフを楽しむ人が来ることを想定している。

 ホテル建て替えに中心的に関わってきた畑中清一副町長は「眺望は最高の場所。多くの人が町を訪れる拠点になればいい」と期待している。

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