松本市美術館で初公開の「命」。にょろにょろとした造形の表面は小さなタイルで覆われ、多彩に光る

松本市美術館で初公開の「命」。にょろにょろとした造形の表面は小さなタイルで覆われ、多彩に光る

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草間弥生さん特集展示始まる 松本市美術館、規模拡大

信濃毎日新聞(2015年7月8日)

 松本市美術館で7日、同市出身の前衛芸術家草間弥生さんの作品約100点を集めた特集展示「魂のおきどころ」が始まった。これまでの常設展と比べて点数も展示面積も約3倍の規模。貴重な初期作品や水玉のモチーフを新素材で表現した作品など、草間さんの表現の幅の広さが伝わってくる。

 同館初公開の「命」(2014年)は、にょろにょろとうごめくような造形に、さまざまな色の小さなタイルをびっしりと敷き詰めており、色彩豊かに輝く。現在もほぼ毎日描き続けているという「わが永遠の魂」は、大きなキャンバスにアクリル絵の具で複雑な模様などを描いたシリーズで、壁一面に30点を展示する。12年の展示で好評だった「魂の灯」も公開。電球と鏡が生み出す幻想的な空間を体験できる。同館学芸員の渋田見(しぶたみ)彰さん(37)は、草間さんについて「時代時代でなすべきことを考え、挑戦し続けている。多くの人に作品を見てほしい」と話している。

 来年6月26日まで。午前9時から午後5時。休館日は主に月曜と年末年始。8月は無休。観覧料は大人410円、大学・高校生200円。問い合わせは同館(電話0263・39・7400)へ。

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