「肉筆浮世絵―美の競艶」で展示される作品

「肉筆浮世絵―美の競艶」で展示される作品

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肉筆の浮世絵、変遷をたどる 小布施・北斎館で企画展

信濃毎日新聞(2015年7月11日)

 上高井郡小布施町の北斎館は11日、企画展「肉筆浮世絵―美の競艶」を始める。信濃毎日新聞社共催で、米シカゴの日本美術収集家ロジャー・ウェストン氏のコレクションを借り、江戸初期から明治期に描かれた肉筆の浮世絵約130点を紹介。10日は関係者を対象に内覧会が開かれた。

 作品は美人画が中心だ。江戸初期の菱川師宣(ひしかわもろのぶ)や江戸後期を代表する葛飾北斎、幕末から明治中期に活躍した河鍋暁斎(かわなべきょうさい)ら50人を超える絵師の作品を並べ、江戸初期から明治までの浮世絵の変遷を知ることができる。量産された版画ではなく絵師が直接描いた肉筆画で、北斎館の橋本健一館長は「緻密に描かれた女性の髪の生え際や衣装の文様に注目してほしい」と話している。

 北斎館は新館を増築するなど4月に新装オープンし、同企画展は年間を通じて開く新館落成を記念する特別展の一環。同企画展は国内3カ所を巡る巡回展として開き、既に終えた大阪市美術館に続いて2カ所目になる。

 10月13日まで。午前9時〜午後6時(9月1日〜10月13日は午後5時半)。入館料は大人千円、高校生700円、中学生以下無料。問い合わせは北斎館(電話026・247・5206)へ。

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