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飯山駅から「まちなか観光」を 大型連休にイベントや割引

信濃毎日新聞(2015年9月16日)

 飯山市内の観光関係者や飲食店などが、19〜23日の大型連休「シルバーウイーク」に向け、北陸新幹線(長野経由)飯山駅を中心にした「まちなか観光」を進める。期間中は、駅周辺の施設や店舗が通常より割安で商品や各種体験機会を提供。駅1階の観光案内所や道の駅「花の駅千曲川」、高橋まゆみ人形館などでそれぞれを紹介するパンフレット=写真=を配っている。

 駅1階で「信越自然郷アクティビティセンター」を運営する信州いいやま観光局は連休中、自転車の貸出料金を半額にする。駅周辺の寺を回る「寺町サイクリングコース」を設定した。同観光局の出沢俊明事務局長は「(大型連休は)飯山の魅力を知ってもらう絶好の機会。駅からの2次交通としての自転車利用も発信したい」と説明する。

 市内の飲食店・菓子店計24店は、飲み物をサービスしたり代金を割り引いたりする。同市照岡の自然体験施設「なべくら高原・森の家」は、道の駅でクラフト作りや竹を使った水筒作りなどの体験会(有料)を開く。

 駅では連休中の午前9時〜午後3時、市が飯山駅発着の中型バスを1時間おきに運行。映画「阿弥陀堂だより」のロケ地になった県史跡・正受庵(しょうじゅあん)などを巡る。1人1日500円で、駅観光案内所で乗車券を発売する。同市の観光ガイド「ふるさと案内人」は19〜22日に、駅から歩いて寺巡りをして高橋まゆみ人形館を目指す「ワンコインツアー」(1人500円)を開く。

 市商工観光課は「まちなか散策も面白いと発信していきたい」としている。問い合わせは駅観光案内所(電話0269・62・7000)へ。

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