松本城を背景に、取材に応じる(右から)山崎さん、土屋さん、橋本監督

松本城を背景に、取材に応じる(右から)山崎さん、土屋さん、橋本監督

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「友情紡ぐ姿」信州の景色と 映画「orange」全編県内ロケ

信濃毎日新聞(2015年9月26日)

 松本市が舞台の漫画を原作とする映画「orange―オレンジ―」(12月12日公開予定)の県内ロケが進んでいる。25日には主人公の高校生、高宮菜穂役の土屋太鳳(たお)さん(20)と、菜穂が恋する成瀬翔(かける)役の山崎賢人さん(21)が市内で取材に応じ、コミックス既刊4巻で180万部を超えた人気作品の実写化に懸ける意気込みを語った。

 2人はNHK連続テレビ小説「まれ」に続く共演となる。撮影は1日に飯田市内で始まり、全編が県内でのオールロケ。松本市内では、あがたの森公園、縄手通り、松本城のお堀、城山公園、弘法山といった市民になじみ深い場所がロケ地に選ばれている。

 25日の取材に役柄の制服姿で登場した土屋さんは、松本の印象を「土地に溶け込んだ緑がきれい。だけど、ちょっと切ない感じもある」と表現。作品の魅力について「きらきらした部分と悲しい部分が両方含まれた、すごく切ない話。心と心が真っすぐ向き合い、あがきながら本当の友情を紡いでいく姿を(観客に)届けたい」と語った。

 物語は、2人を含む同級生6人を描く青春群像劇。山崎さんは「仲間の友情の深さ、今しかない時間を後悔のないように一生懸命生きる姿を見てほしい」。同席した橋本光二郎監督は「松本の美しい景色の中にいる彼らのさわやかさが、きらきらした青春物として映っている」と話した。

 原作は、県内出身で松本市在住の女性漫画家高野苺(いちご)さんの作品。物語は、菜穂に未来の自分から届く1通の手紙をきっかけに時空を超えて展開し、翔に待ち受ける悲しい運命を変えようと奮闘する仲間の絆を力強く描く。県内ロケは10月中旬まで続く予定。

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