懐石料理も食べられる新酒祭りのチラシ

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地酒イベント、中野に活気 8蔵の新酒と懐石料理で31日祭り

信濃毎日新聞(2016年1月6日)

 北信地方の日本酒8蔵と飲食店4店、酒販店3店でつくる団体「SakeFeti(サケフェチ)」が、信州の地酒と料理を楽しむさまざまなイベントを中野市で展開している。2014年の設立後、男性や女性に限定して日本酒を飲む催しや、利き酒イベントなどを実施。31日には中野市内で「新酒祭り」を開き、8蔵の新酒と懐石料理を味わってもらう。

 サケフェチのメンバーは中野市と飯山市、長野市、山ノ内町の8蔵のほか、中野市などの飲食店や酒販店。信州の地酒と料理を楽しんでもらう目的で設立した。グループ名には酒を愛好する思いを込めた。

 昨年は1月に「日本酒女子のほろよい会」と銘打ち、女性限定の初の催しを中野市内の飲食店で開いた。参加者20人余にフルーティーな味わいの日本酒を飲んでもらった。6月には男性限定で純米酒と肉料理を味わう「男祭り」、8月には利き酒イベントを開いた。

 サケフェチを母体とした実行委員会は昨年9月、「うまいもんと地酒信州SOUL(ソウル)2015」を中野市の志賀泉酒造で開催。長野市や上田市、中野市、飯山市、山ノ内町の計10蔵とワイン醸造所が持ち寄った日本酒やワインの試飲コーナーには368人が来場する盛況ぶり。中野市産のトウガラシの一種「ぼたんこしょう」を使ったつくねも人気だった。

 今回の新酒祭りは中野市中央の季節料理店「和喜多」で開催。懐石料理を食べながら、新酒を楽しんでもらう。酒蔵の杜氏(とうじ)らが酒の魅力を紹介するという。4千円。定員30人ほど。午後6時半から。

 サケフェチ代表の脇田綱偉(つなより)さんは「酒蔵が頑張って仕込んだ新酒の出来栄えを楽しんでほしい。これからも信州の食材と地酒の魅力をどんどん広めたい」と意気込んでいる。問い合わせは和喜多(電話0269・22・5127。午後5〜9時。月曜休み)へ。

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