試験点灯で照らされた善光寺山門=5日午後6時半

試験点灯で照らされた善光寺山門=5日午後6時半

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善光寺から「平和」の光 「長野灯明まつり」6日開幕

信濃毎日新聞(2016年2月6日)

 長野市の善光寺境内で5日夜、翌6日に一帯で始まる「第13回長野灯明まつり」(実行委員会主催)の試験点灯があった。本堂や山門がライトアップされて五輪にちなんだ5色に染まったほか、平和や長野の自然を象徴する言葉や絵が映し出され、集まった人から歓声が上がった。

 今年は30分ごとに3分間、青や黄、紫色など本堂を照らす色を変える。総合演出を手掛ける照明デザイナーの石井幹子(もとこ)さん(77)によると、初めてほぼ全面的に発光ダイオード(LED)を使い、多彩な演出が可能になった。

 この日、夢中で写真に撮っていた長野西高校(長野市)1年の山岸思実(ことみ)さん(16)と唐沢彩花さん(16)は「帰宅途中に偶然見られた。家族に写真を見せてあげたい」とうれしそうに話していた。

 6日に開くオープニングイベントの最後には、石井さんの長女石井リーサ明理(あかり)さん(44)が演出する光のショーがある。14日までの期間中、ライトアップは午後6〜9時(最終日は午後8時まで)。

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