信州観光バスが運行する「戦国浪漫真田旅」のバス(右)と、長野市が運行する「絆ライナー」のバス

信州観光バスが運行する「戦国浪漫真田旅」のバス(右)と、長野市が運行する「絆ライナー」のバス

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「真田の地」巡るバス出発式 車体に信繁のイラスト

信濃毎日新聞(2016年2月8日)

 戦国武将・真田信繁(幸村)が主人公のNHK大河ドラマ「真田丸」放送に合わせ、上田市と長野市の真田氏ゆかりの地を巡るツアー「戦国浪漫(ろまん)真田旅」で走るラッピングバスの出発式が7日、上田市内であった。バスは信州観光バス(千曲市)が運行。長野市の委託で、同社の別所温泉営業所(上田市)と長野市松代町を走らせるシャトルバス「絆(きずな)ライナー」に使う車両もラッピングし、披露した。

 バスはともに20人乗りのマイクロバス。「真田旅」のバスは同社が1年ほど前から運行しており、同営業所を発着点に上田駅や上田城跡公園、真田氏本城跡を経て長野市松代町の真田宝物館などを訪れる。信繁のイラストを車体に描いた。1日1便で1人4200円。

 絆ライナーは、上田市からの誘客を目指す長野市が1月から土日と祝日に運行している。同営業所と真田宝物館を往復する。運賃は片道で中学生以上の大人千円、小学生500円。車体には松代町で開催中の「真田大博覧会」の文字をデザインした。

 出発式で別所温泉旅館組合の斎藤善哉組合長(54)は「お客さんの楽しみが広がる。地域を知ってもらう大きなツールになる」と期待した。

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