塩崎遺跡群から見つかったつぼや玉類などが並ぶ県埋蔵文化財センター=10日、長野市

塩崎遺跡群から見つかったつぼや玉類などが並ぶ県埋蔵文化財センター=10日、長野市

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県埋蔵文化財センターで出土品展 14日から

信濃毎日新聞(2016年2月11日)

 県埋蔵文化財センター(長野市篠ノ井布施高田)は14日、本年度に調査した県内11遺跡の出土品展「掘るしんinしののい2016」を同センターで始める。「地域と交流の考古学」をテーマに、北陸や東海地方などからもたらされた土器や玉類、馬具など計約180点を展示する。

 塩崎遺跡群(長野市)では、新潟県糸魚川市産のヒスイの原石や剥片のほか、勾玉(まがたま)などの玉類が出土。現地で加工された可能性も指摘される。おのや剣、やじりといった鉄製品、東海地方の特色を持つつぼなどとともに展示した。ひんご遺跡(下水内郡栄村)出土の石棒や黒曜石製の石鏃(せきぞく)は、秩父山地や和田峠(諏訪郡下諏訪町、小県郡長和町境)周辺からもたらされた可能性があるという。

 ほかに、鬼釜古墳(飯田市)で出土した古墳時代後期の鉄製馬具を展示。模様や色の異なる弥生時代の三つのつぼを並べ、土器の変遷が分かる工夫もしている。同センター調査3課長の川崎保さん(50)は「身近に歴史遺産が埋まっていることに気付き、遠い所と交流していたことを知ってほしい」と話している。

 出土品展は19日までの午前10時〜午後4時、無料。問い合わせは、県埋蔵文化財センター(電話026・293・5926)へ。

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