桜井甘精堂や飯島商店と連携した新商品を紹介する明治産業の五十嵐社長

桜井甘精堂や飯島商店と連携した新商品を紹介する明治産業の五十嵐社長

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県内老舗菓子業とコラボ 須坂の明治産業、3月キャンディー発売

信濃毎日新聞(2016年2月25日)

 菓子大手の明治(東京)の完全子会社で菓子製造の明治産業(須坂市)は3月上旬、栗菓子製造の桜井甘精堂(上高井郡小布施町)、菓子製造の飯島商店(上田市)とそれぞれ連携し、栗あんやブドウジャムの味わいが楽しめるキャンディーを発売する。明治産業が、信州の特色を打ち出した自社商品を企画するのは初めて。県内の老舗菓子業者と連携した商品で土産需要などを取り込み、自社ブランド「Meisan(メイサン)」の存在感を高める狙いだ。

 桜井甘精堂と連携した商品には、パッケージに「桜井甘精堂」のロゴを大きく記し、定番商品の「栗かのこ」の写真も載せてPR。同社の栗あんを使用したペーストをキャンディーの中心に練り込み、栗の風味が味わえる。

 「みすゞ飴(あめ)」を看板商品とする飯島商店との連携商品は、パッケージに「みすゞ飴本舗」のロゴや、マスコットキャラクター「みすゞちゃん」のイラストをあしらった。キャンディーには、同社が製造するブドウジャムをペーストにして詰めている。

 1袋の想定小売価格は、いずれも税別240円前後。「明治産業老舗めぐり」としてシリーズ化し、今後も商品数を増やすという。北信越5県の限定販売で、将来は首都圏での販売も目指す。

 明治産業の前身の新興産業は1945(昭和20)年、明治製菓(現明治)を含む3社の出資で創業。53年に明治産業に改称し、80年から自社開発商品ブランド「メイサン」の展開を始めた。現在の製造品目の多くは親会社の明治ブランドのキャンディーやグミなどで、47億円を見込む2016年3月期の売上高のうち、自社ブランドの占める割合は1割程度にとどまる。

 明治産業の五十嵐進社長は「これまでは100円ショップなど向けの低価格品が多く、自社ブランドの力が弱かった。老舗と連携した新商品でブランド価値を高め、今後は自社ブランドの売上比率を2割まで伸ばしたい」としている。

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