長谷川さんが手作りした「カピバラ神社」

長谷川さんが手作りした「カピバラ神社」

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カピバラ神社に願いを 須坂市動物園、ご神体は「華」

信濃毎日新聞(2016年3月31日)

 須坂市動物園の運営を手伝う市民らの有志グループ「フレンZOO(ズー)すざか」は、カピバラ園舎向かいに「カピバラ神社」を作った。同園の人気者で雌のカピバラ「華(はな)」は2012年8月に同園にやって来て以来、計16匹の子を出産。同グループは華にあやかり、子宝や安産の「御利益」を期待している。

 カピバラ神社はグループ代表の長谷川潔さん(71)=須坂市屋部町=が約2カ月かけて完成させた。同市臥竜公園の木材などで神殿や鳥居を組み立て、華がモデルのご神体は紙粘土で作った。晴天に恵まれた30日、カピバラを見に来た親子連れが興味深そうに神社を眺め、そっと手を合わせていた。

 同グループは昨年6月、カピバラの形をした「カピバラ絵馬」の販売を開始。グループ内で「肝心の神社を作らないわけにはいかない」との話が持ち上がり、日曜大工が趣味の長谷川さんが手掛けることになった。長谷川さんは「手づくりの神社だが、子宝や安産に限らず何でも願掛けしてほしい」と話している。

 カピバラ絵馬は1枚200円。土日祝日に園内グッズショップで販売している。

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