松本城北側の松本神社で、案内人(左)の説明に耳を傾ける参加者

松本城北側の松本神社で、案内人(左)の説明に耳を傾ける参加者

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古地図片手に史跡ぶらり 松本で市民60人

信濃毎日新聞(2016年4月17日)

 中山道の洗馬宿(塩尻市)から善光寺(長野市)までを結んだ「善光寺街道」の沿線住民らでつくる善光寺街道協議会は16日、江戸時代末の古地図を見ながら松本市の松本城周辺を歩くイベントを開いた。かつての街並みを想像しながら城下町の魅力を感じてもらおうと初めて企画。市民ら約60人が、古地図を片手に史跡を訪ね歩いた。
 参加者は4班に分かれ、松本駅前を順次出発。会員の案内人の解説を聞きながら約6キロを歩き、20カ所の史跡を巡った。史跡松本城西総堀土塁公園では、城の外周に当たる総堀に築かれた土塁と土塀の総延長が2キロに及んだことを案内人が説明。参加者は復元された土塁を見上げながら耳を傾けていた。
 協議会は2008年に結成。街道を歩いて史跡を巡る「巡礼歩き旅」を毎年開くほか、各宿場の個性を深く知ろうと街道を離れた街歩きの催し「枝道歩き」を年2回ほど企画している。今回は松本宿の「枝道歩き」として開いた。
 松本市に転勤してきたばかりという会社員高久拓(たかくたく)さん(39)は夫婦で参加し、「土塁の大きさを見ると、昔の人が取り組んだ大規模な土木工事が実感できる」。案内人も務めた協議会会長の小瀬(こせ)佳彦さん(52)=東筑摩郡麻績村=は「城下町の魅力を知ることで、参加者が地域を見直すきっかけにしてくれたらうれしい」と話していた。

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