例年より低い雪の壁の間を歩く参加者たち=21日午後1時25分、群馬県の山田峠付近

例年より低い雪の壁の間を歩く参加者たち=21日午後1時25分、群馬県の山田峠付近

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2年ぶり「雪の回廊」満喫 志賀草津高原ルート散策

信濃毎日新聞(2016年4月22日)

 下高井郡山ノ内町志賀高原と群馬県草津町を結ぶ志賀草津高原ルート(国道292号)で21日、「雪の回廊ウォーキング」があった。草津白根山の噴火警戒レベルが2014年6月に1(平常=当時)から2(火口周辺規制)に引き上げられた影響で昨年は中止だったため、2年ぶりの開催。暖冬の影響で積雪の高さは例年より低めだったが、参加した県内外の184人が春の高原の景色を楽しんだ。

 両町などでつくる広域宣伝協議会が主催。志賀高原発着の2コース(歩行距離8・1キロ、3・1キロ)と、群馬県側発着の1コース(同8・1キロ)で実施した。

 群馬県側の山田峠付近では道路両側の雪の壁が例年6〜8メートルだが、今年は最高4・5メートルほど。回廊を歩いた女性は「暖冬だったけれど、思ったより壁が高い」。参加者は手を広げて壁に近づいたり、写真を撮ったりしていた。

 途中、みぞれや雨が降ったが、参加者はジャケットを着込んで元気に散策。日本国道最高地点(2172メートル)からは草津白根山の眺めを楽しんだ。草津白根山の噴火警戒レベルの引き上げに伴い、湯釜火口の1キロ以内は立ち入りが規制されており、今回はバスで一帯を移動した。

 夫婦で参加した群馬県高崎市の永田洋治さん(72)は「回廊の雪が少なかったが、途中の晴れ間から北アルプスを見られて満足」と話した。山ノ内町観光商工課は「2年ぶりに開催でき、草津白根山や周辺の道路の状況を見てもらい、観光のPRにつながったと思う」とした。

 同課によると、国道292号のうち、今回のコースを含む志賀高原―草津町間(17・5キロ)は昨年11月から冬期通行止めに。22日午前10時に開通予定だが、草津白根山付近の一部区間は噴火警戒レベル2の影響で夜間通行ができない。

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