木曽町観光協会が作った、御嶽山の山小屋を支援するペットボトル入りの水

木曽町観光協会が作った、御嶽山の山小屋を支援するペットボトル入りの水

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御嶽山へ届ける「恵みの水」 水引けぬ山頂の山小屋支援、特製ボトル販売へ

信濃毎日新聞(2016年6月21日)

 2014年の御嶽山噴火の影響で二ノ池に火山灰が入り、水を引くことができずにいる山頂周辺の山小屋を支援しようと、木曽町観光協会が、登山者に購入してもらい山小屋に届けてもらうペットボトル入りの水が完成した。7月1日から町内3カ所で販売する予定だ。

 ペットボトルは500ミリリットル入り。御嶽山麓の湧水を使い、町内企業「21インコーポレーション水源水事業部」が1万本製造した。ラベルには、遠くに御嶽山を望みつつ、水を飲んだり、洗濯に使ったりしている様子を描き、「恵みの水を山小屋へ」とのメッセージも記した。今後、ポスターやリーフレット、のぼり旗も作り、趣旨に賛同してくれる登山者を募るという。

 7月1日から、御岳ロープウェイの麓側の鹿ノ瀬駅、黒沢口登山道6合目の休憩所、JR木曽福島駅前の観光案内所で、1本150円で販売する。自身で持って登るだけでなく、御嶽信仰の信者らの荷物を運ぶ強力(ごうりき)などに届けてもらう方法もあるという。

 噴火前まで二ノ池の水を使っていて、今季営業する9合目の石室山荘、8合目の女人堂に届ける計画。来年度以降も続ける予定で、二ノ池の水を使っていた山小屋が営業を再開すれば、その山小屋も対象にするという。売り上げの一部は噴火災害犠牲者の慰霊碑建立に充てる方針だ。

 木曽町観光協会の須藤邦男事務局長は「登山者が持参した水は、次に山小屋を使う人のための水になる。大勢の人に山小屋を応援してもらいたい」と話している。

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