雪室から取り出された日本酒「内山乃雫」

雪室から取り出された日本酒「内山乃雫」

長野県 志賀高原・飯山・北信濃

雪室貯蔵、こだわりの酒完成 木島平で掘り起こし

信濃毎日新聞(2016年6月26日)

 下高井郡木島平村内山地区のコメ農家3人でつくる「内山酒米研究会」は25日、地区内の雪室に貯蔵していた日本酒「内山乃雫(のしずく)」3480本を取り出した。地元の水と酒米にこだわった地酒のブランド化を図る4年目の取り組み。会員や地元住民ら20人余が、小高い雪山に埋まった日本酒を掘り起こした。

 内山乃雫は、地区内の湧き水「龍興寺清水」と、研究会の生産者がこの水系の田んぼで栽培した酒米「ひとごこち」を使い、志賀泉酒造(中野市)が仕込んだ。本醸造と特別純米酒(720ミリリットル各1500本、1・8リットル各240本)を3月に雪室に入れた。

 この日は、遮熱シートで覆った高さ3メートルほどの雪山を重機やスコップで掘り、日本酒をトラックの荷台に積み込んだ。雪室内は温度0度、湿度100%ほどに保たれた。研究会の日台邦一会長(65)は早速試飲し、「まろやかじゃねえかい」と話した。

 雪中貯蔵した内山乃雫は、主に同村往郷の内藤酒店で販売する。村は7月8日午後6時半から、雪室から出した内山乃雫などの飲み比べイベントを中町展示館で開く。男性3千円、女性2千円。問い合わせは村産業課(電話0269・82・3111)へ。

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