新宿駅地下街に開設した「中部地方インフォメーションプラザin京王新宿」

新宿駅地下街に開設した「中部地方インフォメーションプラザin京王新宿」

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新宿駅地下街に観光案内所 中信や上下伊那6ブース出店

信濃毎日新聞(2016年7月2日)

 京王電鉄(東京)は1日、県内を含む中部地方に特化した観光案内所「中部地方インフォメーションプラザin京王新宿」を、東京の新宿駅地下街「京王モール」内に開設した。県内からは中信地方や上下伊那の自治体、観光団体が六つのブースを設け、名所を紹介する映像を流して特産品をPR。英語や中国語による案内のほか、インターネット通話で通訳とつないで韓国語とタイ語でも応対でき、外国人客への発信に力を入れる。

 案内所は広さ約110平方メートル。壁際にブースを設け、中央は自治体などが有料で使えるイベントスペースとした。山梨、岐阜、富山3県の関係団体も出展しているが、松本市や伊那路観光連盟など長野県関係のブースだけで半数を占める。

 このうち塩尻市は特産のワインの瓶を並べ、奈良井宿や高ボッチ高原のパンフレットを置いた。木曽郡木曽町は外国人を案内して妻籠宿や開田高原を回る映像で木曽地方をPRした。

 現地で開いた式典で、京王電鉄の永田正会長は「中部地方の豊かな自然や文化を、外国人観光客に知ってほしい」。来賓として出席した小口利幸塩尻市長は「ワインに関するイベントを開きたい」とあいさつした。

 京王電鉄によると、案内所の前の通路は1日平均で約8万人が通る。営業時間は午前10時〜午後7時、年中無休。

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