県内や関東圏のベックスコーヒーショップで提供する「信州ジビエ夏鹿カレー」

県内や関東圏のベックスコーヒーショップで提供する「信州ジビエ夏鹿カレー」

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「夏のジビエ」鹿の限定メニュー 県とJR東発信

信濃毎日新聞(2016年7月9日)

 県産ジビエ(野生鳥獣肉)の振興に取り組む県とJR東日本グループは今夏、「夏の信州ジビエ」を共同で発信する。春から夏にかけて有害鳥獣として駆除された「夏鹿(なつじか)」の限定メニューを、JR駅構内や県内の飲食店で提供。狩猟期の冬のイメージがあるジビエが通年で楽しめることをPRし、誘客につなげる。

 ジェイアール東日本フードビジネス(東京)は25日から、首都圏の駅構内などで運営する飲食店「ベックスコーヒーショップ」47店(うち県内1店)で「夏鹿カレー」を提供する。同社は6次産業化推進の一環として2011年から県産ジビエのメニューを取り入れているが、夏鹿の活用は初めて。単品690円で8月末まで販売する。

 県内では「夏の信州ジビエ食べ歩きイベント」と題したキャンペーンを展開する。7月15日から8月15日まで松本市や諏訪市の飲食店10店で、7月25日から8月24日まで長野市内の飲食店(店数未定)で、さまざまな夏鹿料理を用意。鹿肉を使ったラビオリなど各店独自のメニューを提供する。

 JR東日本長野支社は「新芽や青草を食べた夏鹿の肉は、冬に比べてあっさりとした味わいが特徴。ジビエは一年中楽しめるとアピールしたい」としている。

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