茶々になりきり来場客にメダルを見せる箱山愛香選手(中央)=9日午後1時55分、長野市松代町松代

茶々になりきり来場客にメダルを見せる箱山愛香選手(中央)=9日午後1時55分、長野市松代町松代

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長野市松代の真田十万石行列、箱山選手も登場

信濃毎日新聞(2016年10月10日)

 長野市松代町で9日、第61回松代藩真田十万石まつり(実行委主催)のメインイベント「真田十万石行列」が行われた。雨上がりの松代城跡を「開門」の合図とともに、武者姿に扮(ふん)した子どもや市民ら約250人が出発。城下町を華やかに練り歩くと大勢の見物客がカメラやスマートフォンを向け、声援を送った。

 「戦国乱世時代を生き抜いた真田一族」をテーマに、真田昌幸と次男信繁(幸村)、松代藩真田家初代藩主信之らの行列が次々と「出陣」した。リオデジャネイロ五輪のシンクロナイズドスイミング・チームで銅メダルを獲得した箱山愛香選手(25)は豊臣秀吉の側室「茶々」役で登場。屋台の上ではにかみながら銅メダルをかざすと、観衆から歓声と拍手が起こった。

 まつり実行本部長の市川浩一郎さん(75)は「NHK大河ドラマ『真田丸』の効果で昨年に続くにぎわいとなった。年間を通じて松代がにぎわうよう知恵を絞らなければいけない」。ドラマを機に初めてまつりを訪れた長野市篠ノ井二ツ柳の会社員山本正泰さん(60)は「盛大な祭り。地元の皆さんがまちづくりに努力しているのを感じた」と話していた。

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