松本市の浅間温泉を会場に２９日、「浅間温泉新そば祭り」が２日間の日程で始まった。地元のそば愛好家グループなど８団体が出店。多くの家族連れなどが新そばの食べ歩きを楽しんだ。
　温泉とそばを組み合わせた誘客を狙いに、市や観光関係団体などでつくる実行委員会が主催し１２回目。浅間温泉広場に並んだブースには来場者が行列を作り、お目当てのそばを買って味わった。孫らと訪れた同市里山辺の県治男さん（６８）は「いろいろな味を楽しめるのが魅力」と新そばを楽しんでいた。
　農産物や温泉まんじゅうなどを売る物産展も開催。信州大付属松本中学校（松本市）の３年生が開発したおやきとそば粉を使ったガレットも売り出し、人気を集めた。３０日は午前１１時〜午後３時。