国宝松本城の新春祝賀式で配る家紋入りピンバッジ

国宝松本城の新春祝賀式で配る家紋入りピンバッジ

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家紋入り松本城ピンバッジ 新春祝賀式で先着1000人に

信濃毎日新聞(2016年12月3日)

 松本市と市教育委員会は、来年1月3日に松本城本丸庭園などで開く「新春祝賀式」で配る記念品のピンバッジを作った。歴代の松本藩主6家の家紋を毎年順番に入れるデザイン。今年までの6年間は同じ趣向のぐい飲みを配り、行列ができる人気だった。新春祝賀式を主管する地元有志でつくる「松本古城会」が創立50周年の節目で、ピンバッジを提案した。

 松本城天守と「国宝松本城」の文字が入った重厚なデザイン。第1弾は1590(天正18)年〜1613(慶長18)年に松本藩主を務めた石川氏の家紋「笹竜胆(ささりんどう)」を金色であしらった。

 イベントの名称はこれまで「開門式」だったが、昨年に続いて元旦から天守を公開することもあり、「新春祝賀式」に変えた。式は午前10時からで、ピンバッジの引換券は、午前9時半から松本城の黒門付近で配る。先着1000人。

 松本城管理事務所の加藤忠勝さんは「バッジを通じて城を身近に感じてほしい。皆で一緒に新年を祝いたい」と多くの来場を呼び掛けている。

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