全国各地から古美術品などを扱う骨董(こっとう)業者が一堂に会する展示販売会「第38回越前骨董」が1日、福井市の県産業会館で始まった。骨董品の売り上げの一部を寄付するチャリティーコーナー(福井新聞社協賛)もあり、来場者はじっくりと品定めしていた。4日まで。
県内外の業者でつくる実行委が年2回開いている。今回は約50業者が参加した。
会場には掛け軸や焼き物、古銭などさまざまな骨董品が並んだ。今年のえとにちなみ、鳥をモチーフにしたものも多く、来場者は縁起物として買い求めていた。実行委は「座敷に飾る掛け軸などがそろっている。掘り出し物をぜひ見つけてほしい」と話していた。