来館者数25万人達成を記念した缶バッジを受け取る家族連れ=4月13日、福井県福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館

来館者数25万人達成を記念した缶バッジを受け取る家族連れ=4月13日、福井県福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館

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一乗谷朝倉氏遺跡博物館25万人突破 新幹線開業後3割以上伸び

福井新聞(2024年4月15日)

 福井県福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館が来館者数25万人を突破し4月13日、訪れた観覧客らに記念グッズが配られた。北陸新幹線県内開業後は来館数が3割以上伸び、目標の年間20万人に向け好調に推移している。

 同博物館は2022年10月にオープン。23年4月に来館者10万人、同11月に20万人を超え、4月12日に25万人を達成した。

 この日は、博物館に展示している黄金の「獅子目貫(めぬき)」をモチーフにしたキャラクター「シシカゲ」が描かれた25万人達成記念の缶バッジと、朝倉義景をデザインしたキーホルダーを各250個用意。職員が博物館の入り口で「ありがとうございます。25万人達成しました」と来館者に手渡した。

 同博物館によると、新幹線開業後の3月16日~4月10日の来館者数は1万7233人で、前年同期比約37%増。清水邦夫館長は「関東圏から多く訪れるようになり、(年間20万人に向け)まずまずのペース。新幹線開業記念の特別展を夏休みまで3回に分けて開くので、県内外の人に楽しんでほしい」と話した。

 大学の同窓生10人で北陸新幹線を利用して来県した女性は「(川湊の一部を発掘したまま露出展示した)石敷遺構が先進的な展示で素晴らしかった」と目を輝かせていた。

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