着物を着てかまくらの前で記念撮影をする催しが2日、飯山市外様(とざま)地区で開催中の「レストランかまくら村」の会場で開かれた。訪れる外国人に日本の着物文化に触れてほしい―と中野市内の美容室が初めて企画。海外観光客らが着物姿になり、会場内を歩いて楽しんだ。
レストランかまくら村は、かまくら内で鍋料理を楽しむイベントだ。今回用意した着物は男女計6着で紺や赤、黄、オレンジなど色とりどり。服の上から羽織ることができ、帯は着物に付いている。
香港から訪れた男性客2人は鍋料理を味わった後、スキーウエアの上から紺色の着物を羽織り、かまくらの前で記念撮影。簡単に羽織れたことから、「ベリーシンプル」と喜んでいた。
企画した美容室「ハクナマタタ」店長の山崎穂摘さん(41)は「旅の思い出になったのではないか」と話していた。かまくら村は28日まで。着物の催しは22、23日も行う。