市民から寄せられたひな人形で作った「扇形八段飾り」を眺める飯山市東小学校2年生たち

市民から寄せられたひな人形で作った「扇形八段飾り」を眺める飯山市東小学校2年生たち

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飯山のおひなさま大集合 「ふるさと館」企画展

信濃毎日新聞(2017年2月4日)

 飯山市ふるさと館は4日から、企画展「飯山城下町ひな街道ひな人形展」を開く。同館所蔵や市民から寄せられたひな人形計230点余が並ぶ。3日には、市内見学の一環で一足早く同館を訪れた市東小学校の2年生児童10人が華やかな会場の雰囲気を楽しんだ。

 同館によると、城下町として栄えた飯山町(現飯山市)には、18世紀後半ごろから、上級武家や有力商家の一部でひな祭りの風習が始まったとされる。会場には、商家が飯山藩の武家から購入したとされる江戸時代のひな人形や、明治時代に商家が所蔵したひな人形が並ぶ。

 市民から同館に寄せられたひな人形約100体を並べた「扇形八段飾り」は高さ約3メートル。児童たちは見上げるように眺めていた。

 企画展は3月12日までの午前9時〜午後5時。大人200円。小中学生100円。月曜休館。問い合わせは同館(電話0269・67・2030)へ。

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