19日の石川県内は、北から寒気が入り込んだ影響で冷え込んだ。最高気温は輪島17・1度、金沢16・1度など全11観測地点で平年を2~5度下回り、11月上、中旬並みとなった。
金沢市武蔵町では、厚着した買い物客らが歩く中、雪の結晶をかたどったモニュメントの金箔雪吊(きんぱくゆきづ)り「金箔きらら」のライトアップに向けた準備が進み、近づく冬の気配を感じさせた。
1988(昭和63)年に始まったモニュメントの点灯は今年で30年目を迎え、冬の風物詩として定着している。点灯式は20日、近江町いちば館広場で行われ、来年2月12日までライトアップされる。
金沢地方気象台によると、20日の県内は低気圧の影響で曇りや雨となる見込み。