23日、金沢市の香林坊大和で開幕する石川県いけ花文化協会の創立30年を記念した第27回総合花展金沢展に、13流派の242人の出品が決まった。今年は担い手育成を目的に学生の作品も並べる。8日は北國新聞交流ホールで説明会が開かれ、出品者が節目の花展へ意欲を高めた。
協会は1994年に設立、翌年には設立記念展が香林坊大和で開かれた。毎年の総合花展は県内最大規模の花展で、協会に所属する重鎮から若手までの華道家が、流派を超えて技と感性を競い合う。
協会の参与と専務理事の計6人による特別大作は全期間、大作(常務理事、副常務理事)、中作(監事、常任理事、理事)、普通作(評議員、会員)は前後期に分けて展示する。
前期は23~25日、後期は26~28日。入場料は前売り500円(当日600円)、高校生以下無料。問い合わせは北國新聞社事業局内の協会事務局=076(260)3581=まで。