カシスを使って開発した信州カシスマスタードを紹介する藤谷さん

カシスを使って開発した信州カシスマスタードを紹介する藤谷さん

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長野産カシスでマスタードソース 爽やかな酸味、肉料理に

信濃毎日新聞(2017年11月7日)

 ブルーベリーに似た果実「カシス」の加工品を開発、販売する「信州ゆづた園」(長野市)が、地元産カシスを使ったソース「信州カシスマスタード」を開発した。肉料理の付け合わせとしてフランスなどで人気があるが、日本人も親しんでほしいと企画した。カシスの爽やかな酸味とマスタードの辛味が特徴。カシスの栽培には障害者も関わっており、就労支援につなげたい考えだ。

 同園は生花店の高木製菓(同)が運営。社長の藤谷延子さん(59)が仲間とともに、管理が容易なカシスの栽培で障害者の仕事をつくろうと、長野市内の農家に栽培を呼び掛けた。その後、本格的な栽培を目指して生産者グループ「長野カシスの会」が発足。同市真島町の休耕田なども活用して栽培しており、昨年は約30アールで約1トンを生産した。障害者は摘み取りや選別などの作業に携わっている。

 ソースは、肉料理や野菜料理のほか、ジビエ(野生鳥獣肉)料理にも合い、需要が見込めると開発。酸味が強く野菜料理などに合うタイプと、まろやかな酸味で肉料理に合うタイプの2種類を作った。価格は現在検討中。

 商品の販路拡大のため、インターネットを通じて資金調達するクラウドファンディング(CF)で30日まで資金を募集中。目標金額は50万円。藤谷さんは「障害者の就労支援や休耕田を解消し、地域の活性化につなげたい」と話している。

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