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松本―札幌、夏に臨時便 県の要望受けFDA社長検討表明

信濃毎日新聞(2017年12月14日)

 県営松本空港(松本市)に就航しているフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)の三輪徳泰社長が13日、愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)内で信濃毎日新聞の取材に応じ、松本―札幌線について来年度、現行の毎日1往復に加え、夏季に臨時便運航を検討すると明らかにした。県は帰省客や観光客が増える夏季の札幌線の混雑解消をFDA側に要望していた。

 三輪社長は増やす便について「いきなり定期便(毎日2往復化)とは言えないが、臨時便で(サービスを)厚くさせてもらうといったことを考えている」と述べた。

 県によると、本年度の札幌線の利用率(座席数に占める利用者数の割合)は11月末現在で80・0%で、前年同期を3・2ポイント上回っている。特に7〜9月は90%前後に上り、混雑が目立っている。県は松本空港の発展・国際化に向けた「取り組み方針」でも札幌線の夏季増便を目標に掲げている。

 三輪社長は「(現況では)お客さまに迷惑をかけてしまっている。少し考えないといけない」と述べ、県の要望を踏まえ混雑抑制策に前向きな考えを示した。

 また、FDAは来年から機体を1機ずつ増やし、現在の11機から14機態勢に拡大する計画で、11日には出雲空港発着の2路線を新規就航すると発表した。2019年度以降の機体の運用について三輪社長は「既存の路線を増やすのは新規の投資がいらない」とし、松本空港発着便の拡充も示唆した。

 松本空港の国際化については、福岡や札幌を経由した松本へのインバウンド(海外誘客)促進を「ぜひやっていきたい」と述べた。一方、FDAの国際線参入に関して、韓国や台湾など近隣国へのチャーター便運航の実現に向けて検討しているとしつつ、北朝鮮問題など東アジアの緊張の高まりを懸念。「もう少し様子を見た方が良いというのが私の判断だ」と述べた。

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