中野市街地の地図に江戸末期の復元模型の写真を重ねた「信州中野古今マップ」

中野市街地の地図に江戸末期の復元模型の写真を重ねた「信州中野古今マップ」

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江戸末期の中野、マップに 今の市街地に重ね

信濃毎日新聞(2018年1月18日)

 信州なかの観光協会(中野市)は、中野市街地の地図に、江戸末期の中野の復元模型を上から撮影した写真を重ね合わせた「信州中野古今(ここん)マップ」を作った。同協会の公式ホームページで公開している。観光客や市民らに市街地を散策しながらスマートフォンで閲覧してもらい、歴史の面影を残す街並みの探訪を楽しんでもらう。

 江戸時代の中野は幕府直轄地「天領」で、中心部には代官所として中野陣屋が置かれた。中野市中央にある中野陣屋・県庁記念館には、江戸末期の中野陣屋周辺の街並みを復元した模型(縦70センチ、横90センチ。千分の1)がある。この模型を上から撮影した写真を、現代の中野市街地の地図に重ねたのが同マップだ。

 マップ内には同記念館を含め、江戸後期の俳人小林一茶が滞在した商家や、夜間瀬川から取水した八ケ郷用水など見どころ11カ所を図示し、解説文を掲載。GPS(衛星利用測位システム)を使って現在地を表示できる。

 高井地方史研究会(事務局・中野市)事務局次長の黒崎一男さん(68)が2016年秋ごろ、模型の有効活用策として同マップの構想を市に提案。同協会が県の地域発元気づくり支援金を活用し、事業費54万円で作り、昨年12月からホームページで見られるようにした。

 同協会の担当者、保科陽子さん(39)は「歴史の流れを感じながら中野の市街地を散策してほしい」と期待。黒崎さんは「特に子どもや若い人に利用してもらい、地域の歴史に関心を持ってもらいたい」と話している。

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