松本城にある桜の標本木。つぼみが少しずつ膨らんできている=23日、松本市

松本城にある桜の標本木。つぼみが少しずつ膨らんできている=23日、松本市

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松本の桜、開花はいつ? 催し主催者やきもき

信濃毎日新聞(2018年3月24日)

 松本市の桜の名所で催しを企画する人たちが、平年より早まりそうな今年の桜の開花日に注目している。日本気象協会が20日に発表した最新の開花予報によると、松本城の開花は4月4日で、平年の同10日よりも6日早い。3月21、22日には降雪があり、関係者は催しの日程をにらみながら気をもんだり、期待したりして、少し落ち着かない。
 「いつ咲くかの問い合わせが今月から増えている」。松本城管理事務所課長補佐の加藤忠勝さん(59)は話す。開花宣言は、天守北側の標本木と周辺の桜の花が5、6輪咲いたのを見て、出す。今年はつぼみも膨らんできており「いつもより早い」とみる。
 この10年で最も早い開花は2016年の4月1日だった=表。新年度の始まりと重なり、慌ただしい中での開花宣言だったため、「平年並みが一番」と加藤さん。例年、開花の3日後から8日間、本丸庭園を夜に開放し、ライトアップした桜を楽しんでもらう「夜桜会」を開く。少しでも早く夜桜会の準備に着手するため、毎朝、通勤時につぼみの様子を確認している。
 約4千本の桜がある同市並柳の弘法山古墳一帯では、並柳商工会などの実行委員会が4月2〜21日、「弘法山古墳桜まつり」を開く。例年、第2日曜日(今年は8日)に「開花宣言」をするが、実行委員長の大嶋健資さん(63)は、今年の状況だと「満開宣言になりそう」と心配する。
 同市蟻ケ崎の城山公園とアルプス公園では4月7〜22日、松本商工会議所などでつくる委員会が「松本観光桜まつり」を開催。夜間、園内にちょうちんをともす。事務局は「一帯は標高が高く、開花は松本城より少し遅れる。今の予想なら、タイミングはいいのでは」と期待する。
 日本気象協会長野支店によると、3月21、22日の降雪で桜の成長は一時足踏み。ただ、同26日以降は最高気温が20度程度と、暖かい日が続く見込みで、同支店の気象予報士は開花について「4月4日より早まるかもしれない」と話している。

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