■富山大・三井不動産 共同研究の一環
富山大芸術文化学部の学生が制作したプロジェクションマッピングが6日、小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部の観覧車のゴンドラなどに映し出された。富山大と三井不動産(東京)が進める同施設を活用した共同研究の一環で、クリスマスをテーマにしたかわいらしい映像で彩られている。25日まで。
富山大は三井不動産との組織的連携協力協定を基に、アウトレットパーク北陸小矢部を拠点とした共同研究3件に取り組む。プロジェクションマッピングはそのうちの一つ。芸術文化学部の辻合秀一准教授(コンピューターグラフィックス)に学ぶ3年生4人が観覧車と施設内2階の壁面用にそれぞれ映像を制作した。
観覧車はゴンドラ24台中4台で実施し、サンタクロースなどが登場する8分余りの映像を音楽と共に天井に映し出す。荒屋成美さん(20)は「窓からと天井の眺めを楽しんでほしい」とPRする。壁面は、大きさの変化に伴ってモチーフも変わる映像を流している。投影は壁面が午前10時~午後8時、観覧車が午後6時~同8時。
アウトレットでは6日、施設の外壁を光のアートで包む「デジタル掛け軸~光のアートウォール~」(北日本新聞社後援)を始めた。25日まで。8日はラグビーワールドカップ日本大会で8強入りを果たした日本代表の中島イシレリ選手のトークショーがある。