福井県のあわら温泉旅館の若手従業員でつくる「あわら和心もてなし隊」とあわら市、あわら署は、温泉客に向けた交通安全啓発動画を作った。安全に旅を楽しんでもらうため、観光案内所や旅館などで流していく。
県や国の観光キャンペーンであわらを訪れる温泉客が増えており、安全意識向上のため作った。
足湯施設「芦湯(あしゆ)」前などで撮影した。隊員や署員、市職員が観光スポットをPRしながら▽シートベルト、チャイルドシートの全席着用▽携帯電話やナビは止まってから▽安全な速度、十分な車間距離▽こまめな休憩―を呼び掛け。県警マスコット「リュウピー君」と市のキャラクター「湯巡権三」も登場している。
動画は2分40秒あり、インターネット交流サイト(SNS)用に1分に縮めたバージョンも用意。8月7日には、動画投稿サイト「ユーチューブ」や県警公式ツイッターで配信を始めた。
動画を作った和心もてなし隊などは12日、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅付近で交通安全の啓発活動を行う。