福井県あわら温泉とインドの伝統的な「ヨーガ」の効果で体を癒やすイベント「あわらヨーガデー」（福井新聞社後援）が６月１８日、あわら温泉旅館清風荘で開かれる。企画する市観光協会が参加者を募っている。

　湯治型の滞在を目指そうと「国際ヨガデー」（２１日）に合わせて開催。心と体の健康維持を目的とした観光「ウエルネスツーリズム」を推進している、あわら温泉女将の会が共催する。

　イベントは午前１０時から計５回のレッスンがある。午前の部は、福井市のヨーガスタジオ代表で医師の齊藤素子さん（あわら市）が講師を務め、本場インドと中継をつなぐ。午後の部は▽はじめてのヨーガ▽首、肩▽下半身―をテーマにレッスン。夜の部もある。

　女将の会は、メンバーが日本酒の利き酒師の資格取得や「ヨーガアドバイザー」の認定を受けている。イベント参加者で同会加盟旅館の宿泊客には、体質を分析し温泉の入り方やお酒の飲み方を指南する「女将オリジナルドーシャ診断シート」を配布する。

　女将の会の会長は「温泉のぬくもりに加え、本場インド監修のヨーガで癒やしを感じられるような温泉地にしていきたい」と話している。

　参加料金は、１レッスン１５００円、５回分の１日券３５００円。ともにあわら温泉旅館で使える入浴券が付く。予約はあわら市観光協会のホームページからアクセスできる特設サイトで。