石川県漁協能都支所の地域ブランド「宇出津港のと寒ぶり」の水揚げが1日、能登町の宇出津港で始まり、水揚げされたブリ約100本のうち、16本にブランドを示すタグが付けられた。<br />
宇出津港のと寒ぶりは12月から1月にかけて同港で揚がった10キロ以上のブリで、同支所が2007(平成19)年に商標登録した。<br />
ブリは小浦沖などの定置網にかかり、同支所で1キロ当たり2千~2500円の卸値で取引された。同支所は「まだ能登町沖の水温が高い。これから水温が下がれば、もっと水揚げ量が増える」と期待を寄せた。