氷見魚市場(氷見市比美町)に9日、氷見、七尾沖の定置網に入った「ひみ寒ぶり」1902本が運び込まれた。今シーズン最多の水揚げとなり、浜は活気に満ちた。
ブリは氷見沖で1300本以上揚がり、8キロ前後が中心。氷見漁協職員が次々と計量して市場に並べた。
競り人の掛け声が響く中、仲買業者に競り落とされ、県内外へ出荷された。仲買人からは「小ぶりだが形はいい」といった声が聞かれた。この日は氷見沖の定置網に入った108キロのクロマグロも水揚げされた。
ひみ寒ぶりは昨年12月25日、過去3シーズンより約1カ月遅れて漁開始を宣言し、累計は9627本となった。