福井県勝山市の長尾山総合公園(かつやま恐竜の森)に10日、「かつやま恐竜の森スノーランド」がオープンした。そり滑りやクロスカントリースキー、スノーシュー体験など多彩な雪遊びが楽しめる。
公園を管理するNPO法人「恐竜のまち勝山応援隊」が毎冬開催している。今年は福井県立恐竜博物館前の二つの駐車場などに約1ヘクタールの会場を設営した。
今シーズンは十分な積雪があり、全長50メートルのそりゲレンデを設営。スノーモービルが引っ張るタイヤそりもあり、スピード感ある"雪上滑走"を体験できる。
スノーシューを履いて公園内を歩く雪上ウオーキングは最長2・6キロのコースで、ウサギやタヌキなど動物の足跡を見つけることができる。クロスカントリースキーは1・5〜2・5キロのコースがある。
オープン初日は親子連れらが訪れ、そりやスノーシューを履いた散策、雪だるま作りなどを楽しんでいた。
スノーランドは2月22日までで、利用時間は午前9時〜午後4時。スノーシューやクロスカントリーのスキー、そりは有料で貸し出す。持参すれば無料。スノーモービルタイヤそりは1人300円。問い合わせは同NPO=電話0779(88)8777。