巨大紙風船の仕上げ作業に励む住民たち

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巨大紙風船、準備は万端 南砺ふくみつ雪あかり祭り

北日本新聞(2015年2月1日)

 南砺市中ノ江の道の駅福光で、7、8の両日に開かれる南砺ふくみつ雪あかり祭り(北日本新聞社後援)で揚げる巨大紙風船の仕上げ作業が31日、同市石黒公民館で始まった。地元住民が1日まで作業し、50基の紙風船を完成させる。

 巨大紙風船は住民や学校の子どもたちが絵を描いた縦6メートル、横3メートルの和紙を直方体状に貼り合わせて作る。中にガスバーナーで熱した空気を送るため、下部に直径1・2メートルの竹の輪で送風口を設けて形を仕上げる。

 31日は住民ボランティア10人が集まり、紙風船にビニールテープで次々と竹の輪を取り付けた。ことしは東日本大震災以降、南砺市が支援・交流活動を続ける福島県南相馬市から原町高校、原町第一中学校、小高中学校の生徒が描いた紙風船3基も登場する。道の駅福光の松本浩希社長は「準備は万端。美しい冬景色に揚がる巨大紙風船を大勢の人に楽しんでほしい」と話す。

 祭りは両日とも正午から紙風船を順に揚げ、午後1時から特設ステージでさまざまな催しを繰り広げる。問い合わせは道の駅福光、電話0763(52)4100。

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